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非常に価値が高いのに安価であるもの
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『地獄/宮次男(監)』子供が読めばトラウマ必至
一緒に絵本を作っている方から教えてもらった読んだ。以前話題にもなっていたらしく、お子さんがいる職場のスタッフも知っていた。 内容紹介 三途の川をわたり、閻魔大王の前に出て、針地獄の宣告を受ける五平。「こんどだけは生きかえらせてやろう。だが... -
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やしろ教頭の思考がたっぷり詰め込まれた本『ブサイク解放宣言/マンボウやしろ』
ビレバンで見つけて気になっていた。妹が買っていたので年末帰ったときに貸してもらった。 「ブサイクのプロ」だからこそ書けた、見た目コンプレックスからの脱却法「よしもとブサイクランキング」で3年連続1位を獲得して殿堂入りしたマンボウやしろが、満... -
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復讐の正当化された世界での物語『ジャッジメント/小林由香』
去年の冬頃に「今年はどんな本が出版されたんだろう...」と思いながら本屋さんへ行き、平積みになっていたところを見つけた。「大切な人が殺された時あなたは『復讐法』を選びますか?」という帯の言葉に興味を持ったので買った。 あらすじ 大切な人を殺さ... -
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『チーズはどこへ消えた?/スペンサー・ジョンソン』
どうして実家にあったんだろう......話題の本ということもあり、たまたま見つけたので読んだ。 内容紹介 この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは... -
小説レビュー
『殺人出産/村田沙耶香』
『コンビニ人間』を読んで村田沙耶香さんの他の作品も読んでみたいと思って買った。 内容紹介 「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の... -
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『僕がコントや演劇のために考えていること/小林賢太郎』
僕のやっているPodcast「見えないラジオ」でもたまに名前が出てくる人。コアなファンが多いラーメンズのコントはどうやって作られたのか気になったいた。 遊べる本屋のビレッジヴァンガードへ行ったときに「ブサイク解放宣言/マンボウやしろ」とどちらを買... -
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『ツチケンモモコラーゲン・さくらももこ+土屋賢二』
↓↓ここ見て買いました 天才的な洞察&ユーモア満載のおススメ面白エッセイ本まとめ - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2135298731407256401 内容の紹介 天才2人の爆笑対談本!!お互い「似てる」と意識しあっていた漫画界と哲学界の2大巨頭の対談... -
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『天才になりたい/山里亮太』天才の見せ方
ラジオで「天才になりたい」というタイトルの本があることを(たしかラジオで)知って面白そうだと思った。調べてみると山ちゃんの書いた新書だったので、即買って読んでみることに。 芸人になりたい。でも「天才」ではないことは、自分でよくわかっている。... -
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『明るい夜に出かけて/佐藤多佳子』タダしいyouに見えるに救われた人間として
見えないラジオの相方ピアノマンにオススメされたので読んでみた。 あらすじ 主人公・富山は実家から少し離れた地域でコンビニのバイトをしながら一人暮らしをしている。ある事件が原因で大学を休学する彼の唯一の楽しみは深夜ラジオであり、中でもアルコ&... -
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ただただ性格の良い男の子がここにいた!『町田くんの世界/安藤ゆき』
栄のビレバンで1話目が試し読み可能だったので、読んでみた。(実は読む前の段階では、BL漫画だと思っていた)1話目を読んですぐに、1巻を買った。帰って1巻を読んで翌日には3巻まで買ってた。別冊マーガレットで掲載されているらしい。少女漫画なんて... -
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『私の消滅/中村文則』
私が消滅しそう 1週間で体重が5kgも減ってしまい、「あ、これ、消滅していしまうんじゃないだろうか...」と思ったところから、この本を読むことを決めた。 内容の紹介 このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない――不穏な... -
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『甘々と稲妻/雨隠ギド』料理を通して成長する父娘と女子高生(CV:早見沙織さん)
早見沙織さんだから アニメ版では飯田小鳥のキャラクターボイスを早見沙織さんが担当しているとのことで注目。まずアニメではなくマンガを読んでみた。 内容の紹介 半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを... -
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『カードキャプターさくら/CLAMP』
木之本桜は、体育が得意な小学4年生。 ある日、さくらが学校から帰ると、誰もいないはずの地下の書庫に何者かの気配がしました。 さくらが下におりてみると、そこには1冊の金色に光る本がありました。 中には、カードが入っていましたが、そこに書かれた文... -
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『薬指の標本/小川洋子』女性は絶賛し、男性はあんまり…
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡……。人々が思い出の品々を持ち込む〔標本室〕で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴ... -
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『土の中の子供/中村文則』
27歳のタクシードライバーをいまも脅かすのは、親に捨てられ、孤児として日常的に虐待された日々の記憶。理不尽に引きこまれる被虐体験に、生との健全な距離を見失った「私」は、自身の半生を呪い持てあましながらも、暴力に乱された精神の暗部にかすかな... -
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『二度とはゆけぬ町の地図/西村賢太』
中卒で家を出て以来、住み処を転々とし、日当仕事で糊口を凌いでいた17歳の北町貫多に一条の光が射した。夢想の日々と決別し、正式に女性とつきあうことになったのだ。人並みの男女交際をなし得るため、労働意欲に火のついた貫多は、月払いの酒屋の仕事に... -
教養レビュー
『遠近法がわかれば絵画がわかる/布施英利』
物体の重なり、色彩の重なり、陰影の重なり、線がもたらす錯覚……。多様な「遠近法」は、私たちに奥深い二次元・三次元の世界を見せてくれる。画家たちは、遠近法を巧みに取り入れることで何を伝えたかったのか。そして、私たちの二つの目は、脳は、何を見... -
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『合コンなんてこわくない~「ぼっち」にならないために~/三葉』
合コン初心者のため、入門書のような本。 「合コンって何?」「合コンに参加するために」「合コン前に準備すること」「合コン中の振る舞い方」「二次会」などなど段階に分けて書かれており読みやすい。 「女性側幹事>男性側幹事>常連メンバー>たまに参... -
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『ニーチェ先生/ハシモト(作画)松駒(原作)』
就職浪人中の松駒がアルバイトとして勤務するコンビニエンスストア・スリーセブン寺院通り店に仁井智慧が新人アルバイトとして入ってきた。仁井は入店早々、「お客様は神様だろうが!」と因縁をつける客に向かって「神は死んだ」と言い放つ。そして、仁井は... -
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『おれに関する噂/筒井康隆』
テレビのニュース・アナが、だしぬけにおれのことを喋りはじめた―「森下ツトムさんは今日、タイピストをお茶に誘いましたが、ことわられてしまいました」。続いて、新聞が、週刊誌が、おれの噂を書きたてる。なぜ、平凡なサラリーマンであるおれのことを、... -
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センスがいいと思われたくて読んだ小説『楽園のカンヴァス/原田マハ』
あらすじ ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミッ... -
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『強くなる打ち方-ネット時代にも対応”攻め”-のセオリー/井出洋介』
麻雀でアガリに向かう”攻め”に限定してメンツ手作り、手役作り、リーチの仕方まで書かれている。麻雀の基本的なルールを覚えた後に、読むと良い。 ペンチャン・カンチャン・シャンポン・単騎それぞれの待ちの比較、4567の連続系や4556の中膨れ形の利用など... -
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『官能仏教/西山厚,愛川純子,平久りゑ』
仏教の豊かな世界を官能的な目線で書いている本。 ビレバンで目についたので買った。 「天女様のような顔かたちの美しい女性をお与えください」とお願いしたら天女様とsexできた話とか、色好みの罪で落ちた地獄の話などなど... 尼さんがsexして、気持ち良... -
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『天才/石原慎太郎』
政治会のカリスマ・田中角栄の一生を、ライバルの石原慎太郎が執筆が一人称で書いている。 たまたまテレビで見た「金スマ」で、この本についてドラマ形式で紹介していて、興味を持ったので読んでみた。 彼がこれだけ素晴らしい政治家であった理由は「この... -
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『「何もない部屋」で暮らしたい/ミニマルライフ研究会』
有名ミニマリストがシンプルに暮らすことの意味を伝える。 自分が初めて読んだミニマル本。漫画家、会社員、専業主婦。一人暮らし、夫婦、家族4人で...などなど様々な職業やライフスタイルを持つ10人のミニマリストの部屋が載っている。ただ文章で書かれて... -
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『座右のニーチェ/齋藤孝』を読んだ感想
代表作『ツァラトゥストラ』を中心にニーチェの生きた言葉について、齋藤先生が解説してくれています。 自分にとって ゲーテは上達の師匠で、ニーチェは突破の師匠 だと思っています 「いま、ここ」を生きる この瞬間を見よ。......この瞬間という門から、... -
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『文学少女と死にたがりの道化/野村美月』
主人公・井上心葉は、生粋の文学少女である天野遠子が首を突っ込んだ様々な事件を解決に導く手助けをしていく。 実在の文学小説が題材となっており、その小説をなぞるかのように物語が展開したり、登場人物が強い影響を受けたりしている(この作品は「人間... -
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『ぼっちの歩き方-魅惑のデートスポット編/朝井麻由美』
ひとりで行動することを愛しすぎている人間が、「一人で行かないような場所でもどれだけ楽しめるか」を検証してみた本。プラネタリウムから始まり、ボーリング、バーベキューを経て、最終的には一人でラブホテルにいく。 僕が好きなのは自分のため... -
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『わたしと小鳥とすずとー金子みすゞ童謡集』
金子みすゞが残した512編の作品から、まず最初に読んでほしい60編を選び、旧仮名・旧漢字を改めて読みやすくまとめた童謡集。小学校国語教科書に採用されている作品をすべて収録してある。 表題作である『わたしと小鳥とすずと』を読んで「みんなちがって... -
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『天才の読み方/齋藤孝』を読んだ
「ピカソ、天才の秘密」でピカソの絵を観た後に「結局ピカソはどうして天才なんだろう?」と思って本屋さんに行ったら見つけた。 ずらす・ずらしの一貫性 「創作活動とは、無から有を生み出すというよりもむしろ、いかにずらしていくか、そして、そのずら...