湊太郎– Author –
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『上京ものがたり』
イラストレーターを夢見て上京した菜都美(北乃きい)がださい&泥臭いながらも成長していく物語 学校でもキャバクラでもビリの菜都美が、美術学校で成績が一番の女の子から「風の吹く絵なんか描けなくて良いよ、なんでもいい、とにかく描く、描く、描く、描... -
『納豆定食』
思いつきの旅行でやってきたこの場所には何があるのだろうか。 自分以外の人が歩いていないような朝早い時間帯を狙って散策してみる。 どこもまだシャッターが降りている中で、すでに開店しているお店があった。 張り紙には「納豆定食はじめました」の文字... -
『わたしと小鳥とすずとー金子みすゞ童謡集』
金子みすゞが残した512編の作品から、まず最初に読んでほしい60編を選び、旧仮名・旧漢字を改めて読みやすくまとめた童謡集。小学校国語教科書に採用されている作品をすべて収録してある。 表題作である『わたしと小鳥とすずと』を読んで「みんなちがって... -
26歳
25歳の自分は小説家になることを色々なところで宣言して、その結果たくさんの人が応援してくれて、面白い企画を考えてくれて、アウトプットする機会をもらえました。 26歳の自分はまず一つ、形に残る物を作ります。自費出版で本を作ります。 26歳の自分も... -
『天才の読み方/齋藤孝』を読んだ
「ピカソ、天才の秘密」でピカソの絵を観た後に「結局ピカソはどうして天才なんだろう?」と思って本屋さんに行ったら見つけた。 ずらす・ずらしの一貫性 「創作活動とは、無から有を生み出すというよりもむしろ、いかにずらしていくか、そして、そのずら...