ショート小説コンテスト『一生懸命』感想

ツイート

『一生懸命〜あの頃の自分〜』黒川洸太郎

外回りの途中、ゴールが撤去されたバスケットボードを見て、ここで頑張っていた学生時代の自分を思い出す。
「40分間とにかく走りゴールを多く決めることだけを目指して日々一生懸命練習した頃」の自分を。
それに対して今やっている50年以上続くかもしれない仕事には、一生懸命になれているのだろうかと悩んでいる。

学生時代と社会人である今の時間の対比が面白い。
「40分間と走りきることと、50年間働くことのギャップが、一瞬一瞬の一生懸命をぼやかしてしまう」というフレーズが好きだ。

学生時代の主人公はひどい環境などお構いなしに、練習に打ち込んでいる。
子どもながらに周りに気を遣っている。
40分の短い時間で努力の成果を見せなければならないので、子供は必死になる。
短い時間だからこそ一生懸命になれる。

それに対して大人は、50年間ずっと頑張らなければいけない。
明確な目標もない。せめて近い将来に何か目標があれば変わっただろう。
そして40分と50年のギャップに大人になった自分は戸惑う。
そんな迷いが、文章後半の「だろう」という語尾の連続にも表れている。

『一生懸命〜道化〜』白川湊太郎

悲しいことに、元ネタは自分だ。ここまでひどくはないけど。
イメージは人間失格の主人公・葉蔵(世の中の男性の多くが人間失格を読んで「これは自分のことが書かれている」と衝撃を受けた経験があると思う)

飲み会の前日に同僚の前で「飲み会で何を話せば良いかわからないから、早めに酔っぱらったフリをしよう」と告げていたら、飲み会で院長に「○○くん、酔ったフリしてるの?」と聞かれた。同僚が伝えていたらしい。すごい恥ずかしくなった。
(一応言っておくが、うちの職場はみんな仲が良いし、遠くで同僚が陰口を言っていることはない)

(ここからは少し愚痴です…)
一度だけ「チームしゃちほこ」のライブがどうしても行きたくて、職場の飲み会を休むことを院長に伝えたことがある(もちろん休む理由は伝えてない)
その翌日から飲み会当日までの1週間、院長は毎日朝礼で「年に何度もあるわけではないので、飲み会にはなるべく参加するように」と話していた。確実に僕が原因だった。
だからと言ってあんなにプレッシャーをかけなくても良いじゃないか…

テキスト
スポンサーリンク
ツイート
カテゴリー

コメント

  1. アマン より:

    職場の、飲み会、嫌ですよね、個別に聞くと、みんな嫌だと言うのに、
    なぜか、開催される不思議。やれ、退職だ、入社だ、配置換えだ、年に、何回も、
    メンバーは、変わる、そして、飲み会をやる?
    馬鹿げた話、私は、超絶性格が、悪かったので、すべての、飲み会を、欠席したことがある、そうすると、不思議と、あの人は、来ない!というレッテルを貼ってくれるので
    だれも、プレッシャーをかけてこなくなりましたよ!
    ま、普通の人には、無理だけどね。

    • 湊太郎 より:

      アマンさん
      うちの職場は夏冬と年2回しかないので、参加は強く言われますね。
      超絶性格が悪いというか、すべての飲み会を欠席って、すごい勇気ある行動です!
      僕は一回欠席したのでもう次は無理ですね(笑

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。