2016年– date –
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企画
『納豆定食』
思いつきの旅行でやってきたこの場所には何があるのだろうか。 自分以外の人が歩いていないような朝早い時間帯を狙って散策してみる。 どこもまだシャッターが降りている中で、すでに開店しているお店があった。 張り紙には「納豆定食はじめました」の文字... -
Book
『わたしと小鳥とすずとー金子みすゞ童謡集』
金子みすゞが残した512編の作品から、まず最初に読んでほしい60編を選び、旧仮名・旧漢字を改めて読みやすくまとめた童謡集。小学校国語教科書に採用されている作品をすべて収録してある。 表題作である『わたしと小鳥とすずと』を読んで「みんなちがって... -
日常
26歳
25歳の自分は小説家になることを色々なところで宣言して、その結果たくさんの人が応援してくれて、面白い企画を考えてくれて、アウトプットする機会をもらえました。 26歳の自分はまず一つ、形に残る物を作ります。自費出版で本を作ります。 26歳の自分も... -
教養レビュー
『天才の読み方/齋藤孝』を読んだ
「ピカソ、天才の秘密」でピカソの絵を観た後に「結局ピカソはどうして天才なんだろう?」と思って本屋さんに行ったら見つけた。 【ずらす・ずらしの一貫性】 「創作活動とは、無から有を生み出すというよりもむしろ、いかにずらしていくか、そして、その... -
小説レビュー
『オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎』
江戸以来外界から遮断されている”萩島”には、妙な人間ばかり住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。ある日カカシが殺された。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できな...