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ショート小説コンテスト『角(つの)』感想

「角の人間社会での利用方法」というページを見つけたことから、人間に利用される角を持つの悪魔の話を思いついた。

「アドベンチャータイム」というアニメに登場するアイスキングが冠をかぶっていないと氷の魔法を使えないことから、悪魔も角がないと魔法が使えない設定にしようと考えた。

「(空想上の動物では)鬼の角は牛の角が由来、悪魔の角は羊の角が由来」なので、悪魔よりも強い角持ちのキャラということで鬼を登場させた。

テーマが「角」である800文字の小説の中で、「角」が2回しか書かれていない。
要所で角を効果的に使っている。
テーマと文字数のレバリッジがとても高い(思いついたので、言ってみたかった)

「絶対評価の生活が相対評価に」というフレーズが好きだ。
鬼がいたお陰(?)で一点だけを見つめていた村人の視点は、余計な要らんとこまで見てしまうようになっている。

次回はスイカ太郎になるのだろうか。延々と果物ループするのか。

助けたかたつむりのつのを通して、男の子が地球規模で空想をしている。
まさか角を擬人化させてしまうとは、思いつかなかった。
つのも、鬼や悪魔ではなくて、かたつむりのつのになると可愛らしくも思えてくる。
ハジェとフーリエは「かたつむりのつの」というよりも「かたつむりのつのに宿る知能」みたいなものだったのか。
特定の日付は書かれていないが、前3回分の日記が「○月」となっていることに対して、後2回分の日記では「□日」と書かれている。月が替わって時間の経過を感じさせている。

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