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『月舘の殺人/綾辻行人(原作)佐々木倫子(漫画)』

職場の看護師さんが貸してくれました。

沖縄に住む女子高生の雁ヶ谷空海は
電車が嫌いな母親の影響で、
一度も電車に乗ったことがなかった。

母の死後に弁護士が現れて 「母方の祖父が生きている。財産相続の話がある。北海道まで来て欲しい」と言われる。
 
祖父のいる月舘は鉄道で行かなければならない。
乗るのは「20時40分稚瀬布発 月館行 幻夜号」

幻夜号はオリエント急行の車輛を用いた編成、
豪華な内装を持つ列車だった。
空海以外の乗客は皆「テツ」
祖父の招待客らしい。
 
いつしか話題は「首都圏連続殺人事件」に。
犯人は死体の側にあるカードを残していく。
そして犠牲者は全員有名なテツであることがわかってくる。
 
 

 
 
 
撮りテツ、乗りテツ、コレクションテツ
時刻表テツ、模型テツなど
様々なテツが登場する漫画。
まずそんなに鉄道オタク(でいいのかな?)に
ジャンルがあるなんて知らなかった。
 
あと、個人的に好きなシーンは
空海が電車に乗る空想をするところ。
恋人らしき人だったり、
家族らしき人だったりが、
顔が見えないように描かれているのだけれど、
そのどれもが「←誰?」みたいに
ツッコミが入ってるのが面白かった。
 
佐々木倫子さん、絵が綺麗だな。
「おたんこナース」は見覚えある。
「動物のお医者さん」が有名ですね。

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