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『明日からプロ野球では交流戦が始まるけど、今年もパリーグには勝てる気がしない』

プロ野球が開幕しておよそ2ヶ月、我が阪神タイガースは25勝25敗の勝率五割で3位。
3位と言ってもセリーグは1位から最下位まで5.5ゲーム差なのでまだそれほど順位は関係ない(去年は首位で前半戦を折り返したベイスターズがシーズン最下位だった)

さて、明日から交流戦が始まる。
普段はセリーグ同士、パリーグ同士で試合を行っているのだけど、この交流戦のときだけはセリーグのチームとパリーグのチームが対戦する。
今年はナゴヤドームで日本ハムの大谷が投げる予定なので、少し観に行きたい。

 

各年度のセリーグ対パリーグの交流戦対戦成績を調べてみた。2005~2015年まで過去11年間分、1勝10敗でセリーグのチームがほとんどの年で負け越している。
11年のトータル成績はセリーグの774勝865敗53分だ。

なぜここまでの差が出ているのか、考えてみた。
その理由の一つにパリーグが「指名打者制度」であることが挙げられる。
指名打者制度とはチームの攻撃時、投手の代わりに打席に立つ打撃専門の選手がいる制度のことである。そのためパリーグの打順は全て野手が並んでいる。
反対にセリーグの打順を見てみると、だいたいのチームは9番のところに投手が入っている。

普段バッティング練習をしていない投手にも打席が周るということは、九人に一人はアウトにさせやすい相手がいることを意味する。これは守備側の投手の負担が軽くなる。

パリ―グは投手が打席に立つ代わりに打つときだけ試合に参加する”指名打者”が打順に入っている。ということは守備側の投手としては、アウトにさせやすい相手が一人少ない状態なのだ。それだけ気が抜けない状態が続くということだ。
そのような環境だからこそ、パリーグの投手がどんどんと成長し、それに対応するようにパリーグ打者も強くなったのだろう。そうやって強くなったパリ―グのチームだから、セリーグとの力関係に大きな差ができたのだと思った。

今年もパリーグが勝ち越すのか、セリーグが維持を見せるのか、楽しみだ。

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