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ショート小説コンテスト『アンパンマン~誰の味方?~』
「アンパンマンのおかげだよ! ありがとう!」 町のみんなは帰っていった。 残ったのはいたずらでみんなを困らせ、アンパンマンにやっつけられた悪者...ばいきんまん一人だった。 「まったく、なんで毎日こんなにも悪いことを思いつくの?」 「ははっ、本... -
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ショート小説コンテスト『鎖骨~守られたい~』
鎖骨美人になりたい、北川景子、菜々緒、ローラみたいな。 くっきりとした鎖骨が左右とも水平で同じ高さにあると、とても綺麗に見える。 鎖骨が綺麗な女性は華奢なイメージがあって守ってあげたくなるらしい。 私が憧れているあの人も言ってた。 鏡で自分... -
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ショート小説コンテスト『地下鉄~同じ方向~』
改札を出た、JRの改札だ。俺が住んでいるあの田舎と今いるこの都会が同じ日本だということを不思議に思っていたが、特急に乗って外の景色を見ていたら、だんだんビルの数や高さが変化していったので、なんとなく一続きの土地なのだと理解できた。 とにかく... -
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ショート小説コンテスト『毒~保つことのできぬ若さ~』
いつまでも若くありたい、そう願う人は多いと思うが、気持ちの強さは人によって異なる。 若さへの執着が強い人ほど、生への執着も強いようだが、逆もまた同じなのだろうか。 小さい頃からテレビが好きだった。その中でも特に好んでいたのはバラエティで、... -
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ショート小説コンテスト『靴下~足元から元気を~』
新しい配属先でも支店長を務めることになったが、みな優秀なので仕事も大きな問題なく進められるだろうと思った。 一つだけ疑問があるとすれば、窓口に座りお客様の応対をしている女性だ。仕事は丁寧でミスもほとんどない。 靴下が恐竜のイラストでなけれ...