『ADHDの私が小中学生時代の通知表を見ながら振り返る』

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ADHDの判断基準の一つになるらしく、
病院に言われて、実家から取り寄せた。
母親は「いいことばかり書いてある」と言ったが
改めて自分でも確認してみることにする。
 

小学校時代

落ち着きがなかった。怪我ばかりしてた。
あと死ぬほど自己評価が高くて、
戦隊モノのブルーくらいイケてると思ってた。

小学一年生/あわてんぼうさん

「よい」が一つしかなくて笑った。
掃除だけ頑張る子じゃん。

「あわてんぼうさんなのが残念」と書かれてる。
先生は見抜いていたのか。
入学したばかりは特に落ち着きがなく、
走り回ることはなかったけれど、
かなりの頻度で授業中にトイレにいってた。


小学二年生/創作はできた

(ちなみに二〜四年生は同じ担任だった)
この頃は長文が得意だったらしい。
創作ダンスや絵の表現も素晴らしかったとか。
 

小学三年生/おっちょこちょう

あんまりこれと言って書かれてはない。
ただ一つだけ覚えてることがある。
 
自分の性格を一言で表して
短冊みたいな細長い紙に書き、
教室の後ろに貼ったことがある。
私はすでに落ち着き・注意力がないことを
ぼんやり自覚していたので、
「僕は『おっちょこちょい』です」と
書いてそれを貼った、と思っていた。
 
だが同級生に言われて確認すると
紙には『おっちょこちょう』と。
当時から本物だったなー。
 
 

小学四年生/ゲームが下手

「油断せず」ってなんだ???

 
ちなみに「パソコンクラブ」に入った。
ただ古いパソコンでブロック崩しを
友達と順番にするだけの時間だったけど。
「あれ、私だけすごい下手だな」とは感じてた。
ブロック崩しのボールを受けるバーに
みんなは10回ほどバウンドさせるけど
私だけ3回くらい、うまくいっても5回。
ちょっと不器用すぎでしょ。

小学五年生/ビーカーの中身を確認しない

このとき科学クラブに入ってんだけど、
先生の話をちゃんと聞いてなくて、
渡されたビーカーの中身を確認せずに
振ったりして遊んでいたので、
ズボンの上に液体をこぼしてしまった。
確かべっこうあめを作るとき。
やばい液体じゃなくて本当によかった。
 

小学六年生/「よい」がない項目

バスケッツクラブ
 
 
今気がついたけれど、
6年間一度も「よい」じゃない項目が4つある。

・健康や安全に気をつける
・時間を大切にし、規則正しい生活をする
・自分の好き嫌いや利害にとらわれずに行動する
・約束や決まりを守る

なんだかそれらしい項目ばかりだ…

中学生時代

人生で一番何してるかわからん時代だった。
部活を逃げたい気持ちだけしかなかった。

中学一年生/考えがまとめられない

おそらく入学直後にこの事件が。
『初対面の同級生に悪口を言って知らないうちに嫌われていた/ADHD』

通学中に大きく転んで足から血を流しながら
授業を受けたことはあったが何度かあった。

「考えがなかなかまとまらず、まとめに時間がかかった」らしい。


中学二年生/部活しんどい期

これで先生にもクラスメイトにも迷惑かけた。 
『授業中どうしても修正ペンを使いたくなった』
 
困ったことにバスケ部はそこそこ強かった。
そんで下手な自分は、すごく辞めたかった。 
でもそれを言う勇気はなくて、耐えていた。
基本的に真面目で、嫌でも休まなかったから
たまに良い背番号をもらうこともあった。
でも実力は伴わず。
 
「練習通りの動きをすればいい」
と言われても、その動きができない。
漫然と練習に取り組んでいたから。
練習メニューは目の前の部員の動きを
真似していればなんとかなってたから。

ただルーズボールの奪い合いと
ドリブルのバックチェンジ(右手限定)は
部員の誰よりも上手かった。
シュートもかなり入ってたけど、
スリーは試合では緊張して届かなくなってた。
 

中学三年生/漢字はできた

友人の影響を受けて
英語検定と漢字検定を受験する。
特に漢字検定はかなりハマった。
高校時代に社会で赤点ギリギリなほどに
暗記は嫌いだったけど、漢字だけは別で
このときだけはめちゃくちゃ頑張った。
結果、200点満点中195点で合格した。
 
「修学旅行の自主プランを計画通りに進めることができた」
と書いてあったけど、計画は全て友人が考えてくれた。
私は今でも旅行の計画が立てられない。
このときは部活をサボる口実として
放課後に残り、計画を立てるフリをしてたと思う。
 
 
 

歯医者さんに言われたこと

この前歯医者さん(50歳くらい)に
「僕らの頃はできないことや苦手なことを割とはっきり書かれたけど、最近はあんまりそういうの書いてないと思うよ」と言われた。
私はその中間くらいの世代だと思うけど、
まあ、そこそこ書かれてたね。
 
「落ち着きない」とか「油断せず」とか。
普通に書かれるものなんですね。
 
 

さいごに

こんな風に大人になってから見返せるのは、
ちゃんと保管してくれてた親のお陰だと思う。
自分が親だったら捨てないとしても、
家のどこかに埋もれてしまいそう。
見てないだろうけど、ありがとう。

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コメント

  1. ぜろよん より:

    失礼かもしれまけんが、めちゃくちゃ笑ってしまった(特にビーカーのくだり)
    ADHDの子を持つ親のエッセイ漫画を昔に読んだことがあるんですが、どれも苦労されてるエピソードが多かったです。それでも湊太郎さんのお母様は『いいことばかり書いてある』と…実際に苦労したかは分かりませんが親の愛情は偉大だなと思いました…!

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