『ハチに一日に二回(五ヶ所)刺された話/ADHD』

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今日はちょうど8月8日だからよかった(?)
ちなみに「ハチの日」は5月20日でした。
今日じゃないんですね……
 
 
『ADHDと思われる症状のリスト』
ここから小学3年生のエピソードを書きます。
 

夏祭りで遊んでいた

確かこれくらいの時期。
町内の夏祭りをしていた。
どっかの土曜日の夕方だった。
 
町内の子供たちとかくれんぼをしていた。
だいたい5、6人が参加していたと思う。
誰かが鬼になり、みんな逃げた。
隠れる範囲は決まっていたんだろうか。 
うちの町は南北に長い。
と言っても田舎の小さい町だ。
どうなんだろ、100mくらい。
 
 
私は隠れるところを探すこともなく
すぐにある場所へ向かった。 
 
 

見つからない場所

自宅向かって左側には病院の駐車場がある。
10台ほどが停められる程度の大きさ。
駐車場と家を区切るようにブロック塀がある。
私はその塀に手を掛けて登り、内側に入った。
 
家とブロック塀の間にスペースがあった。
確か使っていないスノータイヤとか、庭の掃除をして集めた枝葉の入ってゴミ袋が入っていたような気がする。子供一人なら余裕で入れる。何にせよ、隠れんぼに適した場所だった。
私を見つけるためには、ブロックの上から覗き込むしかない。ただ、外の様子を覗きにくいことだけが問題だった。
 

この文章で伝わりますかね?
家−スペース(ここに隠れる)-ブロック塀−駐車場
という感じです。
 
 

ハチに刺される(1回目)

5分は過ぎたと思う。
遠くで大人の楽しそうな声が聴こえる。
うちの父親もお酒すごく弱いのに、
顔を真赤にしてビールを飲んでいたな。
 
それにしてもこの場所は、
隠れるのには適しているけど、
外の様子がわからないな。
なんだか全然楽しくない……
いっそのこと、外に出てしまおうか。
 
など色々と考えていると、
急にチクっと何かに刺された気がした。
何かわからないけど、痛いことは確かだった。
私はめちゃくちゃ泣きながら
親の元に向かったことを覚えている。
 
 
 

手当て・そして再び隠れんぼ

夏祭りの会場に泣きながら向かう私
町内の人々もこちらを心配している。
額、右肘、左上腕の3箇所が赤く腫れていた。
「何やろ、ハチかね。冷やしまっし」
「あそこには近づかん方がいいわ」
などと言われ(方言は合ってるだろうか?)
お祭りで余ってた氷をもらい冷やす。
 
 

お祭りの会場に子供は私一人だった。
大人たちは楽しそうに飲んでいる。
子供たちは私がいなくても変わらず遊んでいる。
それが楽しそうで、すごく羨ましかった。
 
冷やしていたことも関係あってか、
しばらくすると痛みも落ち着いていた。
私は一刻も早く隠れんぼに復帰したかった。
 
 

ハチに刺される(二回目)

私は再び隠れんぼに参加した。
他の子は「えっ、やるんだ」
といった表情だったけど、気にしない。
 
再開直後、他の子が鬼をする。
私は急いであの場所に向かった。
家とブロック塀の隙間のスペースに。
 
当時の私は
「早くみんなと遊びたい」
「見つからない場所に隠れたい」
「隠れんぼで勝ちたい」
などの気持ちでいっぱいだったと思う。
 
だから、この場所がつい数分前に
「自分がハチに刺された場所」
とは完全に抜け落ちていた。
 
結局さっきよりも短時間の滞在で
右太腿と左手首の二箇所を刺される。
 
 

さすがに病院へいく・その後

再び泣いて戻ってくる私。
「なんでまた行ったんや」と呆れる母。
父はビールを飲んでいたので、
母の車で市民病院へ向かった。
救急外来で何をしてもらったか
忘れたけど、まあすぐに帰ってきた。
  
その日の夜、自宅まで入ってきたハチを
父親が退治した(すごい、勇敢だった)
図鑑で調べたところ、そのハチは
「コガタスズメバチ」だった(らしい)
つまり私は一日に五箇所もスズメバチに刺されたと思われる。いや、ほんと生きててよかった……


 

ADHDの症状から考える

子供の頃なんで何とも言えないけど
おそらく小学3年生当時の私は

衝動性として
「かくれんぼに参加したい」
「あの見つからない場所に隠れたい」
という気持ちが抑えられない。

不注意として
「さっきハチが刺されたことを忘れてしまう」
「親に『行くな』と言われたことを忘れる」
 

という感じだったのかなと考えました。
ADHDの子どもは事故が多いですから、
大怪我をせずに生きてこれただけで
よかったと思いたいですね。

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