『スクリプトドクターの脚本教室・中級編/三宅隆太』

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去年のcesta読書会で紹介されてた方がいた。
帯の部分に三浦しおんさんが「三宅さんに私の小説のかかりつけ医になって欲しい」と書かれていたので興味を持って買って読んでみることに。

「初級篇」が大反響。TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』でもおなじみ、日本に数人しかいない“スクリプトドクター”=三宅隆太の初の脚本指南書「3部作」、第2弾。かつてない、あなたの「共感力」を活かす脚本術。物語ひらめきドリル&お話作り書き込みシート掲載!

スクリプトドクターとは、収集つかなくなったシナリオを直す脚本のお医者さん。
主な内容は「明確で強固なログラインをつくる」「迷走しないメインプロットをつくる」

かなり厚いのですべてを拾えきれず何度も読み返している。
その中で興味があった部分を書き出す。

・キャラクターを産み出す責任
登場人物は物語の中とはいえ、我々と同じく生きている「ひと」
勝手に名前、性別、年齢、性格を決めて、勝手に好き嫌いを設定して
書き手の都合で勝手にこの世に生まれさせておいて「(設定を作った理由を)そこまで考えていませんでした」とはなんだ。育てる気がないなら、最初から産むな!

・好きなものと嫌いなものが分かると、書き手が明確に「主人公を追い込みやすくなる」ので、ストーリーを展開させていきやすい。(主人公に共感しすぎるあまり、主人公を甘やかしてしまう書き手もいる)

・「主人公が○〇する話」と書いた途端に「思い込み」「決めつけ」が誘発される。「〇〇しようとする話」を意識する。「主人公が抱える問題は、全てストーリーのなかですべて綺麗に解決したり、解消しなければならないもの」と思い込んだり決めつけない。

・ふたつの評価軸
ドラマや演劇などで「国宝レベルの美術品」が出てくるとすると、美術スタッフがいくら作っても国宝レベルにはならないし、本当に国宝レベルの作品を用意してもらう場合は費用がハンパない。

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コメント

  1. アマン より:

    ついに、こんな本が出たんですね、
    わたしも、常々、作家には、マル秘マニュアルが、それぞれあるに違いないと
    思ってましたからね。

    • 湊太郎 より:

      アマンさん
      そうなんですよ!
      ドラマや映画の脚本についての内容でしたが、ショートショートばかり書いてて長編小説を書けない僕にもかなり参考になる内容でした。
      初級編は出版済みで、将来的には上級編も出すらしいです!

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