『1分間文章術/石井貴士』文才がある人に生まれかわるには?

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僕は読書をするきっかけになった『1分間勉強法』の著者であり、自分も文才のある人間になりたいと思い買ってみた。

まず初めに「ゴッドライティング」で、文章は最速で上達すると書かれてある。
ゴッドライティングとは、好きな作家の文章をそのまま書き写すこと。
自分の好きな作家が自分だけの「神(ゴッド)」となり、時間・空間を超えて自分という人間を通して、何かを伝えている状態になる。
(具体例の『ヒカルの碁』で藤原佐為が頭脳となり、進藤ヒカルの体を使って、碁を打つというのがとてもわかりやすかった)

ゴッドライティングを行うため「こうなりたい!」と思う作家を決める。
今ある自分をゼロにして、新たに「メイン人格」と「バックアップ人格」を作る。
メイン人格の選び方は重要で50冊以上の本を出している作家から選ぶように書かれていた。
その理由としては、一発屋をメイン人格にしてしまうと、自分の一発屋の文章になってしまう危険性があるからだ。

書き写す作業は必ず作家の個性が最も表れる「処女作」から書き写さなければならない。
そしてその後は、出版年度順に書き写すことが大切。その作家の文章が上達していく過程を自分も追体験することができる。

その次には書き始める前の「メンタルブロック」を取り払う方法
後半は文章の基礎、相手が読みたくなるコツ、などが書かれてある。

ゴッドライティングの話はとても参考になった。
実際にやってみて思ったのは、50冊以上の本を出している作家などほとんどいないこと。
自分はメイン作家に太宰治を選んだが、数えてみても40冊程度しかなかった。
ちなみ他のメイン作家候補には中村文則さん、本谷有希子さん、西村賢太さんなどがいたけど、出版冊数を考えると太宰治かな、と。この中の誰かをバックアップ作家にしよう戸考えている。

あとは書き写す本が文庫なので、ブックスタンドが必要だった。
実際に使っているけど、本当に買って良かった。
こうやってブログのブックレビューで文章を引用するときにも使える。

『1分間勉強法』『1分間記憶術』など『1分間○○』のシリーズとして本を出している方なのだけど、『1分間文章術』は何が1分間なのかわからなかった。

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コメント

  1. アマン より:

    浅田次郎、知ってますよね?
    彼も、長い事、売れなくて、修行?として、明治の文豪の書き写しを、していたと、
    読んだ事がありますよ、修行というよりは、楽しみ!だったのかな、
    そこらへんの記憶が曖昧ですけど。
    まず、真似てみる事、は重要なんでしょうね。

    • 湊太郎 より:

      アマンさん
      浅田次郎さん知ってます。
      「勝負の極意」という本に書かれているみたいです。
      そういえば、日本の芸事の上達法にも「守破離」という言葉がありました。
      個性が欲しいと思う前に、まずは師匠を真似て型を身につけるのが重要ですね。

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