『わたしドーナツこ/井上コトリ』

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図書館で絵本を見てて、表紙のイラストが好きだったので借りた。ジャゲ借り。

ドーナツ屋の「どうなつこ」はもうすぐ学校に行く。
だけど名前のせいでみんなにからかわれるんじゃないかと思ってすごく憂鬱だ。
「がっこうにいくくらいなら、ほんもののドーナツになってたべられてしまったほうが、ましよ…」
そんなことを考えていると、なつこの身体に変化が…

ネタバレをします。

どうなつこの身体はドーナツになっていた。
そしてクラスには「どうなつこ」だけでなく「あんどうなつ」もいた。
あんどうなつの身体もあんドーナツになっていた。
身体測定に行きたくないので教室に残った二人がわんわん泣くと、二人とも身体が元に戻った。
二人は仲良くなって、クラスメイトのからかいにも屈しなかった。

まず絵がめちゃくちゃ好きだ。
クレヨンで描かれたような小さい黒目で表される感情が好き。
絵本の後半には「あんどうなつ」も出てくるのだけど、「どうなつこ」「あんどうなつ」が”穴”と”あんこ”でうまくバランスを取れていた。
泣いたシーンでの「なつこは、(きっと あんどうなつの おなかの あんこが、わたしの おなかの あなを うめてくれたんだ)」という文章が良かった。
お菓子の絵本でこんな上手いことバランスの取れた表現

作者あとがきの「ドーナツ自身は、身体の真ん中に、ポカンと穴が空いているなんて、すごく不安で心細いのではないだろうか?」と書かれてあった。
こういう不思議な疑問を、お菓子の立場になって考えて、その視点を人間の子供に使わせるの使えそう。

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コメント

  1. アマン より:

    なぜ、
    あんどおなつ子!じゃないんだ?

    • 湊太郎 より:

      アマンさん
      2人とも「なつこ」になるので、似すぎることを避けたんですかね?

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